粘膜を傷つける飲酒は扁桃炎が回復をするまでお休みを

全身に感じる倦怠感や微熱などで悩ましいのが扁桃炎の症状ですが、回復をするまでの期間に飲酒は控えたほうが無難です。
成人をした大人に許された特権である飲酒は、適量であれば良い気晴らしやストレスの発散にもなりますし、仲間と楽しみながら飲むお酒ほど愉快なものはありません。

しかし扁桃炎は喉に炎症が起きている状態であり、アルコールは喉の粘膜を傷つける要因です。
健康な時であれば好きなだけ飲んだとしても、翌日に二日酔いで具合が悪いくらいで済みますが、扁桃炎の時には免疫力がかなり低下をしています。

人間の身体は免疫力が正常な状態であってこそ、あらゆる細菌に刺激物やウイルスからも大切な身体を守ることができますが、その機能が低下をしていては勝てる力を発揮できません。
飲酒をすることで喉の粘膜を傷つけることになると、病原菌たちは弱っているところに攻撃を仕掛けやすいです。

体が弱っている時だからこそ、芯からポカポカと温める効果があるお酒を、積極的に飲んだ方が回復が早いと考えるかもしれません。
確かに飲酒をすると全身がほてったように温かくなりますし、一時的にほろ酔い気分で楽しい気持ちにはなります。

また扁桃炎のつらい症状を起こすのは、浸入を成功させたあらゆる菌たちですから、お酒を飲むことでアルコール消毒ができる印象を持つこともあるものの、それらは全てNGな行為です。
病院で雑菌消毒の時に使うアルコールは、医薬品として認められていて、必要な個所に必要あって使うことで効果を発揮します。

お酒の場合は人間が飲むことを前提としており、喉のつらい症状が起きている時や強い倦怠感のある時、発熱時に飲んでしまうと症状を悪化させてしまうばかりです。
普段は特に何も感じることなく気分よく飲酒をすることができても、扁桃炎の時は皮膚の状態も弱くて守る力があまりありません。
傷ついた喉の粘膜は乾燥をしてしまい、余計に回復を遅らせてしまいます。
喉は乾燥をさせるのではなく、保湿効果で潤いを与えてあげなければいけません。

液体でも飲酒は必要な水分を排出させてしまうので注意

毎晩の晩酌を楽しみにしている人にとって、飲酒ができないのは大きなストレスになります。
しかし風邪をひいたり扁桃炎の時などは、飲酒は控えてまずは体調を回復させることが先決です。
液体なのでどんどん飲んでしまうのもお酒ですが、体内に入るとアルコールは必ず分解をされなければなりません。

普段の健康な状態であってもアルコール分解には、肝臓にとってある程度の負担がかかる行為ですが、扁桃炎などのように免疫が低下している時に負担はさらに大きいです。
体内でのアルコール分解が行われる際には、活性酸素やアセトアルデヒドという毒性物質が大量に発生します。
これらは肝臓に大きい負担を与えてしまいますので、過度の飲酒や体調の悪い時のお酒は肝臓の正常な細胞を壊してしまう要因です。

そこまで大量に飲んだり、体調の乱れている時に肝臓に負担のかかる飲酒を控えるなど心掛ければ、大きすぎるダメージを与えることにはなりません。
炎症を起こすことでいつもよりも体内では水分が蒸発をしやすい状態であり、扁桃炎の際は食べたり飲んだりするのが辛いものの、適度な水分補給は必要です。
液状の飲み物であれば何でもよいという理解で、好きなお酒を飲んでしまうのは避けなければなりません。

ビールにウイスキーやウォッカ、焼酎にカクテルなどのお酒は液体ですが、純粋な水分補給はできないです。
それどころか飲酒をするとアルコールの働きで、利尿作用が働くため、身体に必要な水分量が低下をしてしまいます。
順調に扁桃炎を回復させていくのであれば、飲酒をしないのが辛いと感じても、アルコールの摂取は控えなければなりません。
喉に大きい負担にならないように、白湯や水をこまめに飲んでの水分補給の方がずっと建設的です。