急性扁桃炎と慢性扁桃炎の違いは何か

人間の体には、いくつかの重要な病気にかかりやすい場所がありますが、その一つは扁桃と呼ばれる部分にあります。
ちょうど舌の付け根の両サイドにある部分が扁桃と呼ばれており、人によって非常に大きい人もいますので風邪をひきやすくなったり発熱を頻繁に起こしたりすることも少なくありません。
この部分が炎症を起こすと扁桃炎と呼ばれる病気になるでしょう。
実は、この扁桃炎には2種類のものがあり急性扁桃炎と慢性扁桃炎になります。
この二つの違いを知ることが重要です。

急性扁桃炎の特徴は、炎症の部分が咽頭粘膜の部分に強くみられる場合です。
それ以外の部分で痛みが生じているような場合には、別の可能性が高くなります。
発生する確率には、慢性扁桃炎よりも急性扁桃炎の確率の方が高くなっているのがポイントです。
急性扁桃炎の治療法としては、アモキシシリンと呼ばれる薬を利用して治療するのが一般的になっています。
この場合には、比較的軽度の場合に利用されることが多くなります。

これに対して、慢性扁桃炎は比較的慢性的におこるもので、もともと扁桃腺などが大きい子供などにみられる傾向があります。
特に7歳ぐらいまでの子供に多く見受けられる症状です。
ただ、子供のうちに扁桃腺が大きかったとしても、時間の経過とともに小さくなってくる可能性が多くなり、小学校低学年ぐらいで一番大きくなりやすく、高学年になると小さくなってくる傾向がありますので将来的に心配する必要はないです。
ですが、慢性的に扁桃炎が起こりますので、場合によっては薬の治療だけでなく手術をした方が良いことも考えられます。

ただ、薬で治療することも決して難しくありません。
薬で治療する場合には、急性扁桃炎と同じような薬を出すことがほとんどです。
基本的に、発熱が起こったり喉の痛みが強く出たりする場合に扁桃炎の疑いが強くなるわけです。
ですが、非常に風邪の症状と似ていますので専門の医者に診てもらい適切な判断をしてもらいましょう。

習慣性や再発はどのようになってるか

それぞれの扁桃炎の習慣性や再発状況がどのようになっているのか、あるいは合併症などの問題はないのかといった点を見てきます。
まず、習慣性に関して言えばやはり慢性扁桃炎は定期的におこるものと考えてよいでしょう。
そのため、あまりひどい状態になることが多いと生活自体が乱れてしまうだけでなく長期的に幼稚園や保育園そして学校などに行くことができなくなってしまいます。
このようなときには、一般的に手術をした方がよい場合が少なくありません。

手術をする場合に気になるのは、後遺症や合併症の問題です。
後遺症に関しては、発熱が出るだけでなくしばらく声変わりをしたような感じになることも少なくありません。
ただ、たいていの場合は時間で治ることがほとんどですので長期的に心配する必要がありません。
それ以外では、免疫力が低下していることから頭痛などを一緒に伴うこともあり得ます。
特に小さな子供の場合には、大人と違い免疫力が低い可能性がありますので数日間は頭痛などに悩まされることもあるでしょう。

合併症に関しては、どのようなことが考えられるかといえば慢性扁桃炎が一緒に起こることです。
これにより、病気の治療が長期化することも考えられなくはありません。
つまり、発熱したりのどの調子がおかしくなったりする頻度が高くなるといってよいでしょう。
どれぐらいの頻度でなるかは、その子供の状態によって異なりますが、年に数回は必ずのどの痛みや発熱などにより体調が悪くなることもあるわけです。

症状が重たいときには、1週間以上入院することもよくあります。
標準的には1週間程度の入院で退院することができますが、退院期限が過ぎようとしてものどの痛みや熱が収まらない場合は2週間ほど入院することも少なくないです。